ペットと快適に暮らすための建具工夫|愛犬・愛猫との住まいづくり
こんにちは。株式会社共進産業の吉田です。建具一筋40年以上、数多くのお宅の建具を手がけてきました。最近、特にご相談が増えているのが**「ペットと暮らす家の建具」**についてです。
近年、ペットは家族の一員として大切にされる時代になりました。犬や猫と一緒に暮らすご家庭では、人間だけでなくペットにとっても快適な住環境を整えたいとお考えの方が多いのではないでしょうか。実は、建具の選び方や工夫次第で、ペットとの暮らしが驚くほど快適になるのです。
今回は、江戸川区で長年建具を手がけてきた私が、ペットと暮らすための建具の工夫についてご紹介します。
ペットと暮らす家づくりで建具が重要な理由
ペットと暮らす上で、建具は想像以上に重要な役割を果たします。ドアや引き戸、障子、襖といった建具は、室内の空間を仕切るだけでなく、ペットの安全や快適性、そして飼い主の暮らしやすさに直結するからです。
例えば、愛犬が勢いよくドアに飛びついて傷がついてしまったり、猫がドアを開けて入ってほしくない部屋に入り込んでしまったり。また、ペット特有のニオイがこもってしまう、爪で建具が傷つく、といったお悩みもよく伺います。
江戸川区をはじめ、東京都内や埼玉、千葉、神奈川でペットを飼われているご家庭から、「ペットに優しく、かつ長持ちする建具はないか」というご相談を数多くいただいてきました。そうした経験から、ペットとの暮らしを快適にする建具選びのポイントをお伝えしたいと思います。
ペットと暮らす建具選びの5つのポイント
1. 傷に強い素材を選ぶ
犬や猫は爪でドアを引っ掻いたり、体当たりしたりすることがあります。特に木製建具は傷がつきやすいため、表面に強化シートを貼る、傷に強い樹種を選ぶといった工夫が必要です。
当社では、傷がつきにくいメラミン化粧板や特殊コーティングを施した木製建具をご提案しています。天然木の温かみを残しながらも、ペットの爪による傷を最小限に抑えることができます。
また、ドアの下部だけを保護する方法もあります。見た目の美しさを保ちながら、ペットがよく触れる部分だけを守ることができるため、経済的でもあります。
2. ペットドア(くぐり戸)の設置
ペットが自由に部屋を行き来できるペットドアは、飼い主にとってもペットにとっても便利です。いちいちドアを開け閉めする手間が省けますし、ペットもストレスなく移動できます。
ドアや引き戸の仕様にもよりますが、後付けでペットドアを設置することも可能です。サイズや高さは、ペットの体格に合わせて調整できます。小型犬から大型犬まで、それぞれに最適なペットドアをご提案いたします。
また、ペットドアに開閉ロック機能を付けることで、必要なときだけペットの出入りを制限することもできます。来客時や夜間など、状況に応じて使い分けられるので大変便利です。
3. 通気性と換気を考慮した設計
ペットを飼っていると、どうしてもニオイが気になります。特に夏場は室内の空気がこもりやすく、ペット特有のニオイが残りやすくなります。
そこでおすすめなのが、通気性のある建具です。例えば、欄間付きの引き戸や、格子デザインの建具なら、空気の流れを確保しながらプライバシーも守れます。
また、ルーバー扉を取り入れることで、常に空気が循環し、ニオイがこもりにくくなります。洗面所やトイレ周りの建具に採用すると、ペットのトイレスペースも快適に保てます。
4. 音の配慮:静かに開閉できる建具
猫は特に音に敏感です。ドアを開け閉めする際の「バタン」という音が、ペットにストレスを与えることもあります。また、夜間にペットが動き回る際、建具の音で家族が目を覚ましてしまうこともあるでしょう。
そこで有効なのが、ソフトクローザー付きの引き戸や静音ドアクローザー付きのドアです。ゆっくりと静かに閉まるため、ペットも人も快適に過ごせます。
東京都江戸川区のマンションや戸建てでは、特に隣接する部屋への音の配慮が求められます。静音性の高い建具を選ぶことで、ペットとの暮らしがより快適になります。
5. お手入れしやすい素材とデザイン
ペットを飼っていると、建具も汚れやすくなります。泥や毛、よだれなどが付着することもあるため、掃除しやすい素材を選ぶことが大切です。
表面が滑らかで拭き取りやすい化粧シート仕上げやメラミン化粧板なら、日々のお手入れが簡単です。また、凹凸の少ないシンプルなデザインの建具を選ぶことで、ホコリや汚れが溜まりにくくなります。
インテリアとしてのデザイン性も重視しながら、実用性を兼ね備えた建具を選ぶことが、ペットと長く快適に暮らすコツです。
おすすめのスタイルと素材
和モダンスタイル×ペット対応建具
最近人気なのが、和モダンスタイルの建具です。伝統的な和の雰囲気を残しながらも、現代的なデザインに仕上げたスタイルで、ペット対応の機能も兼ね備えています。
例えば、強化和紙を使った障子なら、破れにくく、ペットが飛びついても安心です。また、木目調のフローリングやナチュラルなインテリアとも相性が良く、落ち着いた空間を演出できます。
引き戸タイプの建具
ペットと暮らす家には、引き戸タイプの建具が特におすすめです。開き戸と違って、ドアが開いた状態でもスペースを取らず、ペットがぶつかる心配もありません。
また、引き戸ならペットドアの後付けも比較的容易です。既存の引き戸に穴を開けてペット用の出入り口を作ることで、ペットの自由な移動が可能になります。
ガラス入り建具で見守り機能
小窓やガラス部分のある建具なら、ドアを閉めたままでもペットの様子を確認できます。特に子犬や子猫、高齢のペットがいるご家庭では、見守り機能のある建具が安心です。
すりガラスや型ガラスを使えば、プライバシーを守りながらも光を取り込み、明るく開放的な空間を保てます。
まとめ:ペットも人も快適に暮らせる建具選びを
ペットと暮らす家づくりにおいて、建具の工夫は非常に重要です。傷に強い素材、通気性、静音性、お手入れのしやすさなど、ポイントを押さえることで、ペットとの暮らしが格段に快適になります。
株式会社共進産業では、江戸川区をはじめ、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県のお客様に向けて、ペット対応の木製建具を多数ご提案しております。業界歴40年以上の経験を活かし、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適な建具をご提案いたします。
「ペットドアを付けたい」「傷に強い建具に変えたい」「ニオイ対策のできる建具が欲しい」など、どんなご相談でも結構です。まずはお気軽にお問い合わせください。
株式会社 共進産業|東京・埼玉・神奈川・千葉の木製建具専門店
〒133-0051 東京都江戸川区北小岩8-4-20
対応エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉(一部地域を除く)
Email:yosida@kyoushinsangyou.jp
TEL:03-3673-1152
ペットとの暮らしをもっと快適にする建具選び。ぜひ、共進産業にお任せください。
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